川には鮭 海には黒鯛

               当館の前を流れる温海川の鮭も日に日に数を増し、もうすぐ冬です。                                  (当館の前に架かる湯の里橋の下、2匹写っているがわかるでしょうか)                                                    玄関の手ぬぐいの額も「ヒイラギ」に。

黒鯛も脂が乗ってますます美味しくなってきました。                                            笹川流れのはずれ、通称「黒岩」で久しぶりの渚釣りです。                                      水平線上にうっすらと見えるのは「粟島」です。                                                    電車の中で「佐渡」と間違えている人をよく見かけますが、                                         粟島の大きさが小豆大だとすると佐渡はサッカ-ボ-ルほどの違いがあります。                                春から秋にかけて空気の澄んだときには粟島の後ろのほうに佐渡が見える日があります。                                                   
上の写真の水の濁りぐあいと潮のハケぐあい(潮の流れ)を見れば渚釣りの                           経験者であればこの場所でかならず釣れると確信するでしょう。                                       ところがこの日はここでは釣れず(フグばかり)、写真の岩の左側で釣れました。                                                           以下、刻々と変わる夕日と空の色をお楽しみ下さい。
(砂の上の足跡は、黒岩の右と左をウロウロした私の足跡です。よく見ると道糸が映っています。)                                                         
この日の釣果、黒岩の上から左に向ったところで、
明るいうち2匹、日が沈んだ直後に2匹立て続けに、4匹とも丸々と肥えて力も強かったです。
渚釣りには昔の庄内竿の調子に最も似ている細身で柔軟性のあるヘラ竿を使用しておりますが、
久しぶりに強烈な引きと満月のような竿の曲がりを楽しみました。