梅雨が明けてもどんよりとした日が続いていましたが、
数日前からようやく夏らしくなってきました。
暑くても湿気の少ない比較的さわやかな庄内の夏です。
にぎやかな蝉しぐれの中、アユ釣りが涼しげです。
玄関前の花鉢の所に見慣れない「朝顔」の鉢植えが置いてありました。
誰が持ってきたのかと思ったら、お泊りのお子様のもので、夏休みの自由研究らしかったです。
一晩当館の花に並べて置かせていただきましたが、朝になると見事に咲いて、
持ち主の男の子が現れて「咲いているのは青だけど、咲いていないのは紫だ」と教えてくれました。
当館のブル-ベリ-が終わりかけていたので、朝のひと時、夏らしさで玄関前を引き立ててくれました。
海もやっと夏らしくなりました。
当館から車で20分ほど南に走ると新潟県に入りますが、
県境から見た新潟県側の長い砂浜です。
防波堤で釣りをする人、ファミリ-で泳いでいる人たち、楽しそうです。
マリンパ-ク鼠ヶ関
当館から車でおよそ20分、砂浜と磯遊びのできる磯場、諸設備が完備された人工ビ-チです。
小さなお子様連れでも安心してお楽しみいただけます。
例年ですと4月になると磯でアジが釣れ始めますが、
今年は水温が低いせいか、ほとんど姿を見せません。
タナゴを釣るつもりで出かけましたがそちらもダメ、
少し濁りがあって黒鯛が来そうな気配だと思っていたら、やっぱり来ました。
タナゴ用の仕掛けなので取り込むまで大変でしたが、その分楽しめました。
ここで釣りました、通称「カベ」、昔からの名釣り場です。
竿は柔かい胴調子で道糸は中通し、
針と軽いおもりを付けただけのシンプルなふかせ釣り、
昔からの庄内の釣り方で大形が来たときはスリリング且つ勝負感があり、楽しめます。
以下、黒鯛を釣った後の夕日です。
岩の上に釣り人のシルエットが見える写真がありますが、
ここも昔からの真鯛、スズキの名釣り場で通称「ヨコマクラ」です。
当地では「メバル」のことを「テンコ」と言いますが、梅雨時のテンコは大変おいしく特別に「梅雨テンコ」と言って称賛いたします。 左の写真はテンコ釣りに行った時に釣れた真鯛とタナゴ、真鯛と並ぶとタナゴが小さく見えますが、大型の3才タナゴです。
右は別の日に釣った肩(?)の所がセリあがった大形のメバルです。 このサイズを見たのは久しぶりですが、昔は「100めテンコ」(重さが100匁を超えるサイズ)と言って喜んだものです。