例年ですと4月になると磯でアジが釣れ始めますが、
今年は水温が低いせいか、ほとんど姿を見せません。
タナゴを釣るつもりで出かけましたがそちらもダメ、
少し濁りがあって黒鯛が来そうな気配だと思っていたら、やっぱり来ました。
タナゴ用の仕掛けなので取り込むまで大変でしたが、その分楽しめました。
ここで釣りました、通称「カベ」、昔からの名釣り場です。
竿は柔かい胴調子で道糸は中通し、
針と軽いおもりを付けただけのシンプルなふかせ釣り、
昔からの庄内の釣り方で大形が来たときはスリリング且つ勝負感があり、楽しめます。
以下、黒鯛を釣った後の夕日です。
岩の上に釣り人のシルエットが見える写真がありますが、
ここも昔からの真鯛、スズキの名釣り場で通称「ヨコマクラ」です。
当地では「メバル」のことを「テンコ」と言いますが、梅雨時のテンコは大変おいしく特別に「梅雨テンコ」と言って称賛いたします。 左の写真はテンコ釣りに行った時に釣れた真鯛とタナゴ、真鯛と並ぶとタナゴが小さく見えますが、大型の3才タナゴです。
右は別の日に釣った肩(?)の所がセリあがった大形のメバルです。 このサイズを見たのは久しぶりですが、昔は「100めテンコ」(重さが100匁を超えるサイズ)と言って喜んだものです。