当館から車で東に約1時間。
人里離れた月山の山麓に忽然と現れる
スタジオセディック庄内オープンセット。
ここは、映画やドラマの撮影のために建てられた
セットを保存して一般公開している
全国でもちょっと珍しい観光スポットです。
東京ドーム20個分を誇る88ヘクタールもの敷地には、
漁村や農村、宿場町、山間集落などのエリアが点在し、
約70棟の撮影セットが展示、保存されています。
中でも直線距離200mという、日本最大級の
街道セットを誇る宿場町エリアは必見!
ここでは「十三人の刺客」(2010)や
「タイムスクープハンター」(NHK総合テレビ、2010年)
「るろうに剣心 京都大火編」(2014)などなど、
数々の時代劇映画や番組の撮影が行われています。
ちなみに、国内に幾つかあるオープンセットの中で
庄内オープンセットならではのポイントといえば、
月山の雄大な自然を背景にした時代感あふれる絵が撮影できること。
例えば、農村エリアには日本の原風景を感じさせる長閑な水田が広がり、
毎年米作りが行われている他、鎮守の森に神社も祀られたりと
着物姿の子供たちがいまにも飛び出してきそうなリアルさ。
広い敷地内は歩いて巡ることもできますが、
舗装されていないため、雨でぬかるむこともしばしば。
見学には、エリア間を定期運行している
周遊バス(終日利用500円)を使うと便利です。
セットの見学以外にも、エリアのところどころに
そこで撮影された作品を紹介する写真パネルや
ちょっとした体験アトラクション、
記念撮影用に楽しめる貸衣装などもあって、
どっぷりと映画の世界にハマれますよ。
このオープンセットでは
現在も新しい作品の撮影が着々と進行中です!
作品の公開については、ぜひお楽しみに。
実は、撮影の皆様が、たちばなやに
ご宿泊された映画もあるんですよ!
▽詳細はこちら
https://openset.s-sedic.jp/