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いよいよシーズン到来!庄内砂丘メロン

ご存じでしょうか、7月6日は「メロンの日」。
これは「6」という数字が“弦 つる”のついた
メロンに形が似ていることと、
収穫後、おおむね6日後がメロンの食べ頃ということを
消費者に広く知ってもらうためだそうです。

庄内地方には、長さ日本一の砂丘として知られる
庄内砂丘があり、広大な土地と海岸特有の気候を生かし
「庄内砂丘メロン」が生産されています。

砂丘地は水はけもよく、
糖度の高いメロンを栽培するのにも最適。
さらに、昼夜の寒暖差が大きいこの地で栽培されたメロンは、
凝縮された濃厚な甘みを持ち、きめ細やかな肉質で、
口のなかでほどける柔らかな食感が楽しめます。

全長約35キロメートルにも及ぶ庄内砂丘は、
鳥取砂丘、吹上浜砂丘と並ぶ日本三大砂丘のひとつ。

冬の強い季節風や塩害や飛砂の影響から、
古くは農業が難しい環境とされていましたが、
300年間に渡って地道に続けられてきたクロマツの植林により
今ではメロンをはじめ多くの特産品が栽培される豊かな地になりました。

庄内では例年、収穫のピークを迎える7~8月、
周囲の直売所等で品種の異なるメロンが購入できます。

主な品種には庄内砂丘メロンとして
最も作付け量が多く、糖度15度以上の甘さが人気の
<青肉>の「アンデスメロン」をはじめ、
すっきりとした爽やかな甘さと肉厚で
なめらかな食感の<赤肉>の「鶴姫レッドメロン」があります。

当館から車で約30分の場所にある庄内観光物産館では
庄内の夏の風物詩である庄内砂丘メロンを
産地ならではの贅沢さで味わって欲しいという想いから
毎年、予約制による大好評の“メロン食べ放題”イベントを実施!
今年も7/13(土)~28(日)の土日祝限定で開催を予定しています。

山形県はメロンの生産量は全国第4位ですが、
メロンの収穫がピークを迎える7~8月にかけての
東京都中央卸売市場での取扱量は、なんと堂々の全国第1位!

当館の売店でもこの時季は特に「鶴姫レッドメロン」
を使ったお土産が人気となっております。
当館ショッピングサイト「花の市」でもご購入いただけますので
ぜひ、お試しくださいませ。

【庄内砂丘メロン食べ放題】
■期間/2024年7月13日(土)~7月28日(日)※土日祝限定
■会場/庄内観光物産館 特設会場
■料金/大人(中学生以上)2,500円
    子供(小学生以上)1,600円
    ※未就学児は無料
■制限時間/40分(要予約) ※入場制限あり

▽イベントの事前予約専用フォームはこちら
https://www.shoko-corpo.jp/bussan/info/1797/

 

▽当館のショッピングサイト「花の市」
https://tachibanayashop.stores.jp/

 

画像参照:
やまがた庄内観光サイト(https://mokkedano.net/spot/30292)
庄内観光物産館(https://www.shoko-corpo.jp/bussan/info/1797/)

●事前チェックイン/スマートチェックアウトサービスのご案内●

たちばなや 外観夕景

 

日頃より当館をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

たちばなやでは、ご到着時および、ご出発時の
チェックイン・アウトのお手続きを短縮するために、お手持ちのスマートフォンによる
【事前チェックインサービス】&【スマートチェックアウトサービス】をご提供しております。

 

~【事前チェックインサービス】について~

ご到着の当日、もしくは前日、前々日の間に、
登録いただいている携帯電話にショートメールでURLをお送りさせていただきます。
簡単な操作でチェックインを完了できますので、ぜひご利用くださいませ。


~【スマートチェックアウトサービス】について~

お部屋に居ながらにして精算のお手続きができるサービスです。
【事前チェックインサービス】と同様にお客様の携帯電話に、
チェックアウト当日の朝、ショートメールを送信させていただき、
そのままスマートフォン上でカード決済にてお支払いを完了していただくものとなります。

9時〜10時の時間帯はチェックアウトされるお客様で、
フロントカウンターが混雑いたしますが、
こちらのサービスをご利用いただくとスムーズにお手続きいただけます。

 

▲送信イメージ

たちばなや四季の会席料理のご案内-令和6年”夏”の会席料理-

 

いつも当館をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

たちばなやの季節のお料理も夏の装いとなりました。
下記の期間、ご夕食は『夏の会席料理』でご提供いたします。

【夏のお料理期間】2024年6月1日~2024年9月30日迄

「季節の華やぎ会席」は自然に恵まれた食の宝庫、庄内の山海から届く旬味を感性あふれる季節のあしらいでお楽しみいただく当館の定番会席となっております。
一方、離れのお客様限定でお届けしている「たちばなや会席」は当館自慢の特選会席。こだわりの厳選食材による旬とのおいしい出会いを贅沢にお楽しみいただいております。魚介類の種類と鮮度でも人気の日本海の夏を目で舌で味わう、美味求心のひとときをお楽しみください。

 

 

四季の会席料理「季節の華やぎ会席」

スタンダードな四季の会席料理「季節の華やぎ会席」
山形が誇るトップランナーの贅沢食材をメインにご用意した当館自慢の定番会席です。


(献立内容)計11品
食前酒・前菜・お造り・お凌ぎ・焼物・冷菜・台の物・お食事・留椀・香の物・水菓子

△前菜/鮑と旬の味覚 彩り5点盛り合せ
サザエやバイ貝など夏の貝類を取り入れた前菜をご用意いたしました。磯の香りと旬の食材による夏の味わいをお楽しみください。

△お造り/庄内浜の鮮魚四点盛り合せ
庄内浜で水揚げされた鮮魚を盛り合せにしました。目で舌で感じる地魚ならではのプリプリの鮮度をじっくりとご堪能ください。

△焼物/日本海名産 のど黒の姿焼き
日本海産の脂がのった「のど黒」を塩焼きでご用意いたしました。のど黒本来の旨味をお楽しみいただけるよう、素材の旨味を引き出すミネラル豊富な塩でシンプルに焼きあげました。

△冷菜/庄内夏野菜の彩りバーニャカウダー仕立て
食欲をそそる彩りも鮮やかな夏野菜をバーニャカウダにしました。ビタミンCとミネラルたっぷりのお野菜をボリューム満点でご提供いたします。

△台の物/山形牛陶板焼き
県産和牛「山形牛」のサーロインを素材の味が堪能できるシンプルな陶板焼でご用意しました。お好きな焼き加減で、日本海の藻塩とワサビ、そして特製焼肉タレでお召し上がりください。

 


▼「季節の華やぎ会席」プラン詳細・ご予約はこちら
https://reserve.489ban.net/client/tachibanaya/0/plan/id/29378/stay

 

 

 

最高ランクの「たちばな会席」

【離れ】環翠荘のお部屋をご利用のお客様にお届けする個室食の「たちばなや会席」は、料理長こだわりの厳選素材による特選料理です。

【夏のお料理期間】2024年6月1日~2024年9月30日迄

(献立内容)計11品
食前酒・前菜・お造り・お凌ぎ・焼物・冷菜・強肴・お食事・留椀・香の物・水菓子

△前菜/鮑と旬の味覚 彩り6点盛り合せ
サザエやバイ貝など夏の貝類を取り入れた前菜をご用意いたしました。磯の香りと旬の食材による夏の味わいをお楽しみください。

△お造り/庄内浜の鮮魚 盛り合せ
庄内浜で水揚げされた鮮魚を盛り合せにしました。目で舌で感じる地魚ならではのプリプリの鮮度をじっくりとご堪能ください。

△強肴/山形牛上質ヒレ肉の和風ステーキ
脂身の少ないヒレ肉のステーキを肉の旨味を引き立たせる日本海産の藻塩と、特製ポン酢を使用したおろしポン酢でさっぱりとどうぞ。

△お食事/庄内産はえぬき だだちゃ豆ごはん・庄内浜産 夏の貝汁・香の物
庄内は米どころとしても有名な地。山形を代表する人気のブランド米「はえぬき」を、庄内の夏の風物詩である「だだちゃ豆」でふっくらと炊き込みました。庄内の夏の海の香りの貝汁とともにお楽しみください。
※時期により香の物の内容は変わります

△水菓子/シルキーパンナコッタ 夏のフルーツ盛り
滑らかな舌触りと、クリーミーな味わいが特徴的!夏の果物とご一緒にお届けいたします。

 

▼「たちばなや会席」プラン詳細・ご予約はこちら
https://reserve.489ban.net/client/tachibanaya/0/plan/id/29379/stay?noSearch=1

 

 

 

少量美味のお気軽料理「彩り会席」

季節のお魚や日本海の魚介を盛り込んだお献立です。やや控えめのボリュームながら、素材を吟味し地元のブランド肉や旬を味わえる内容となっております。夏の庄内の味覚をお楽しみください。

【夏のお料理期間】2024年6月1日~2024年9月30日迄

(献立内容)計11品
食前酒・前菜・お造り・お凌ぎ・焼物・冷菜・鍋物・お食事・留椀・香の物・水菓子

・前菜/夏の味覚 3点盛り合わせ
夏の味覚をあしらいも涼し気にご用意した3点盛りです。

・お造り/庄内浜の鮮魚 三点盛り合わせ
海の幸が豊富な日本海で水揚げされた、とれたての鮮魚をお楽しみください。

・焼物/旬の鱸 アーモンド焼き
庄内で水揚げされた鱸の照り焼きにアーモンドを乗せた、歯ごたえも楽しい香ばしい一品です。

・冷菜/彩り夏野菜 冷やし鉢
彩り鮮やかな夏野菜を柑橘類の香りも爽やかなジュレポン酢でどうぞ。

・鍋物/温海小名部産 桜美豚のロースしゃぶしゃぶ
淡いピンク色が特徴の庄内の人気ブランド豚、桜美豚による特製鍋をお楽しみください。

※庄内桜美豚とは・・・
山形県庄内の美しい四季の自然で育まれた三種の原種豚により掛け合わせた三元豚です。肉色が春の桜色で肉質・脂質共に美味しく仕上げられた庄内ならではの上級豚です。

 

▼「彩り会席」プラン詳細・ご予約はこちら
https://reserve.489ban.net/client/tachibanaya/0/plan/id/29376/stay?utm_source=E-mail+Magazine&utm_medium=Other&utm_campaign=E-mail+magazine

 

 

長く暑い夏が予想されている今年。涼し気なあしらいにも心癒される夏の膳は、暑さで疲れた体をいたわるやさしい味わいで仕立てました。日本料理の繊細な感性に、当館のおもてなしの心意気を込めた滋養膳をおいしいおしゃべりとともにご賞味いただけたら何よりです。ひとつひとつの食材に宿る、庄内の夏の物語に想いを馳せるひとときをどうぞ。

初夏の恒例!あつみ温泉ばら園まつり

今年も、いよいよ「あつみ温泉ばら園」恒例の
ばら園まつりがスタートいたします。

温泉街を見下ろす高台にある
熊野神社の境内に佇む「あつみ温泉ばら園」は、
毎年6月から10月にかけて約90種、3,000本の
バラが咲き誇る庄内唯一の歴史あるばら園です。

その歴史は昭和37(1962)年、
熊野神社奉納相撲場所にバラを植栽したことに始まります。
江戸時代から代々のお殿様が湯治場として
訪れていたあつみ温泉は庄内藩とのつながりが深く、

園内には庄内藩酒井家16代当主が
丹精込めて育てていたばらを譲り受けた「殿様のばら」も移植され、
訪れる人々の目を楽しませてくれます。

おまつりに合わせ、毎週土曜日と6月11日(日)限定で、
あつみ温泉街にある3箇所の足湯でも<ばらの足湯>を行います。
もちろん、当館目の前にある足湯「もっけ湯」でも実施!

毎週土曜日は足湯のライトアップも行われます。
せせらぎの音色を聴きながら湯面いっぱいに浮かぶ
この季節だけのロマンチックなバラ風呂をのんびりとお楽しみください!

まつり期間中はSNSコンテストや、
バラの品種当て、温泉街にまつわるクイズ<バラエンクエスト>、
さらにお買い物キャンペーンなど、爽やかな新緑のなか、
温泉街のそぞろ歩きが楽しめるイベントも盛りだくさん!

園内の「ロースガーデンカフェ」で楽しめる
「アイスの薔薇」は食べるのがもったいないくらいの
クオリティでもSNSで大きな話題に!

広さ2,204平方メートルと規模はさほど大きくないものの、
愛情をかけて丁寧に手入れされた園内は定評です。

品種の異なるバラが次々と楽しめるこれからの季節は
フォトジェニックな景色をはじめ、園内にふんわりと
立ち込めるばらの香りにも癒されます。

当館からばら園までは、歩いておよそ10分程度。
散策、お買い物がてらぜひ、足をのばしてみませんか。

 

【あつみ温泉ばら園まつりキャンペーン】
期間/2024年6月1日(土)~6月30日(日)

 

 

画像参照:
やまがた庄内観光サイト(https://mokkedano.net/spot/30292)
つるおか観光ナビ(https://www.tsuruokakanko.com/)

たちばなや四季の会席料理のご案内-令和6年”春”の会席料理-

 

いつも当館をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

たちばなやのお料理は、四季替わりでお届しております。
今月から下記の期間、ご夕食は『春の会席料理』でご提供いたします。

【春のお料理期間】2024年3月1日~2024年5月31日迄

寒さと暖かさを繰り返しながら訪れる芽吹きの季節です。たちばなや恒例の特別料理企画も、新しい季節を迎えるよそおいになりました。
すこやかな風土をそのままに映す、力強い春の旬味は人気の定番会席「季節の華やぎ会席」をはじめ、離れのお客様限定でお届けする特選料理「たちばな会席」にて今年もお楽しみいただけます。ほろ苦さやシャキシャキとした歯ごたえ、ピュアな瑞々しさなど、春の味覚は“風味”の名に相応しい繊細な味わいが真骨頂。待ち焦がれた季節との出逢いを目でも楽しめる内容でお届けいたします。

 

 

四季の会席料理「季節の華やぎ会席」

寒暖の差が育む当地のブランド食材である山形牛等をメインにご用意した人気のスタンダード膳「季節の華やぎ会席」。その名のとおり彩り、あしらい、器選びなど、食指をそそる華やかさも自慢のお料理です。

(献立内容)計10品
食前酒・前菜・お造り・焼物・煮物・鍋物・お食事・留椀・香の物・水菓子

△季節の華やぎ会席-令和6年“春”-

△前菜:春の山菜と桜鱒木の芽焼き 彩り五点盛り
春を代表する食材をふんだんに使った彩りもあでやかな前菜五点盛りです。あつみ三河川に遡上し、山形の県魚でもある「桜鱒」を木の芽焼きにし、季節の山菜を料理人が風味豊かに仕上げました。奥深い味わいに出逢える日本料理の妙をご賞味ください。

△お造り:庄内浜の鮮魚 三点盛り合せ
庄内浜で水揚げされた鮮度抜群の地魚を盛り合せにしました。ぷりぷりとした歯ごたえと甘みをお楽しみください。

△焼物:鰆の庄内味噌漬け焼き 庄内地酒粕漬けの筍田舎焼きを添えて
たちばなや調理長特製の粕床で漬けた筍を焼筍に!さらに、庄内味噌を使用した鰆の味噌漬焼きを添えました。庄内大吟醸と庄内味噌の美味なるコラボレーションをお楽しみください。

△お食事:庄内産はえぬき米 五目ちらし寿司
豊かな環境で育った山形を代表するブランド米「はえぬき」。粘りが強くしっかりとした歯ごたえでも人気の「はえぬき」を彩り鮮やかな春の五目ちらし寿司でご提供いたします。

 

▼「季節の華やぎ会席」プラン詳細・ご予約はこちら
https://reserve.489ban.net/client/tachibanaya/0/plan/id/29378/stay

 

 

 

最高ランクの「たちばな会席」

【離れ】環翠荘をご利用のお客様にお届けする「たちばな会席」は、料理長こだわりの厳選素材による特選会席です。プライベートなひとときを優雅にお楽しみいただける個室食でおもてなしいたします。

【春のお料理期間】2024年3月1日~2024年5月31日迄

(献立内容)計11品
食前酒・前菜・お造り・焼物・煮物・強肴・揚物・お食事・留椀・香の物・水菓子

△前菜:春の山菜と桜鱒   木の芽焼き 彩り六点盛り
庄内地方では古くから春の味覚として愛されている「桜鱒」。県魚としても知られるこの「桜鱒」を木の芽焼きにし、季節の山菜を添えた春らしさいっぱいの六点盛りです。

△お造り:庄内浜の鮮魚 五点盛り合せ
庄内浜で水揚げされた鮮度抜群の地魚を盛り合せにしました。ぷりぷりとした歯ごたえと甘みをお楽しみください。

△煮物:庄内浜の桜鯛 ブイヤベース仕立て
魚介の旨味をこの一皿に!庄内浜で水揚げされた桜鯛に蛤と海老の出汁でブイヤベース仕立てにしました。爽やかなトマトの酸味もアクセントになった魚介の旨味をご賞味ください。

△強肴:山形牛ヒレ肉 和風ステーキ
脂身の少ないヒレ肉をステーキでお召し上がりください。ジューシーな牛肉の甘い脂身に旨味を引き立たせる日本海産の藻塩と、特製ポン酢を使用したおろしポン酢がよく合います。

 

▼「たちばなや会席」プラン詳細・ご予約はこちら
https://reserve.489ban.net/client/tachibanaya/0/plan/id/29379/stay

 

春の訪れを告げる桜鯛や桜鱒をはじめ、風味豊かな山菜と山形牛の特製鍋、さらに出世魚でもある鰆の庄内味噌漬けや地酒の酒粕で仕立てた筍の田舎焼きなどなど。山と海、里と人の恵みに育まれたこの時季だけの味わいを丁寧に仕立てました。爽やかな香気と深い旨味が上品に溶け合う、春ならではの口福膳に盃を重ねるひとときをどうぞ。

絶品!鶴岡自慢の冬の郷土料理、どんがら汁

魚へんに雪、と書く「鱈 タラ」は、
その名のとおり、雪の季節にちなんだ旬魚。

日本海の荒波の中で産卵期を迎える「真鱈」は、
冬の荘内の味覚として古くから親しまれています。

特に寒さが一番厳しくなる二十四節気の寒の季節
(1月~2月)に穫れる真鱈は“寒ダラ”と呼ばれ、
新鮮なものは刺身や味噌漬け、粕漬けの他、
新鮮な白子は最近では、すしネタとしても人気のようです。

そんな“寒ダラ”料理の
代表格とも言える冬の味わいが「寒鱈汁」。

通称「どんがら汁」の名で愛されるこのお料理は
もともと、漁師が浜で食べていた
ワイルドな漁師料理がその発祥とされています。

ちなみに“どんがら”とは魚のアラのこと。
寒ダラは捨てるところがない魚としても知られ、
「どんがら汁」の名前は寒鱈の“身とガラ”のすべてを使う
“胴殻 どうがら”が変化したという説があるようです。

一年中で最も寒いこの時期に、
荒々しい冬の日本海で獲れた真鱈を身も骨もぶつ切りにし、
内蔵も一緒に鍋で煮込んだ「どんがら汁」は、
冬の庄内の名物料理であるとともに、魚を余さず丸ごと食べる
庄内地方の食文化にも深く根付いた郷土料理です。

産卵のため極寒の日本海に回遊してきた真鱈は
脂もたっぷりのり、とろけるような甘さがまさに絶品!
新鮮な白子は臭みもなく、新酒とも相性抜群のふわとろ食感です。

豪快かつ贅沢なこの「どんがら汁」は
現在、当館でご案内している「華やぎ会席」にて
今月下旬頃までお楽しみいただけます。

季節限定の庄内名物を是非一度、お試しくださいませ!

 

▽詳しくはこちら
https://reserve.489ban.net/client/tachibanaya/0/detail/112363

<辰年御縁年>龍神様ゆかりの古刹、善宝寺

 

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【令和6年 能登半島地震で被災された皆様へ】

年明け早々、北陸地方を襲った大きな地震や
痛ましい事故のニュースが飛び込んできた2024年は
心ざわつく幕開けとなりました。

犠牲になった方々に謹んでお悔やみ申し上げるとともに、
被災地の方々、および関係者の皆様に
心よりお見舞いを申し上げます。

皆様の安全と、一日も早い復興を心よりお祈りいたします。

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新しい一年が始まりました。

本年の干支は“龍”と結びつく「辰」。

“龍”は博山(はくさん)と呼ばれる頭の肉の盛り上がりに
力の源である尺水(せきすい)を貯める ことで
自由に空を飛べるという説から、水を司る神とされ、
海の守護神として篤く信仰されてきました。

鶴岡市内の大山地区にある「龍澤山 善宝寺」は
海の守護神・龍神様の寺として平安時代の
天慶年間(938~957)に創建された由緒ある古刹です。

辰年となる2024年はまさにこの善宝寺の御縁年。
寺では記念企画として特別拝観や、
毎月の<辰の日>にもらえる御縁年特別御朱印など
さまざまな催しが企画されています。

自然豊かな65,000坪の広大な境内には
6つの国指定文化財を含む大小25棟の
堂塔伽藍が立ち並び、まさに見ごたえ充分。

 

 

数ある見どころの中でも、総門を入って
すぐ左に見えてくる五重塔はひときわ目を引く存在。

海の生き物達の供養塔として漁師をはじめとする
海に関わる人々の願いを受け、「魚鱗一切之供養塔」として
明治26(1893)年に建立された塔は
法隆寺の五重塔と同じ心柱(しんばしら)を採用した
免震構造により、大きな地震でも
ヒビ割れひとつなく堂々たる姿で建ち続けています。

この五重塔をはじめ、山門や多くの堂塔に施された
精緻な彫刻もまた見事。当時の職人達の高い技術がしのばれます。

ちなみに、名刹の彫刻で必ずといっていいほど目にする“龍”ですが
善宝寺では龍の姿で彫られてはいません。
気になる方は現地でぜひ、探してみてください。

 

石段の参道を上った先には守護神の龍神を祀るため
室町時代後期の文安3(1443)年に創立され、
天保4(1833)年に再建された荘厳な伽藍、龍王殿も鎮座。
この龍王殿は龍の王が棲むといわれる竜宮城を模したと言われ、
彫刻には波しぶきの彫刻など龍と海との深い繋がりが見てとれます。

境内には30年程前に一大ブームとなった
人面魚で話題となった龍神伝説発祥の聖地、
「貝喰池 かいばみいけ」などの見どころも点在。

見るだけではない体験プログラムも充実し、座禅や写経、
写仏などのメニュー(要予約)も受け付けています。
記念すべき御縁年のお参りにぜひ、どうぞ。

ちなみに、旅先での雨模様は気持ちも沈みがちですが、
水を好む龍神様には歓迎されている、との説も。
庄内の旅がもし雨だったとしても、今年の運は上向き!かも。
龍神様のご縁をいただきに善宝寺へ出向いてみるのも
2024年ならではの旅の想い出かもしれません。

当館から、善宝寺までは車でおよそ30分です。

 

画像参照:龍澤山 善宝寺(http://ryuoson.jp/)

▽龍澤山 善宝寺
http://ryuoson.jp/

 

たちばなや四季の会席料理のご案内-令和5年“冬”の会席料理-

いつも当館をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

たちばなやのお料理は、四季替わりでお届しております。
今月から下記の期間、ご夕食は『冬の会席料理』でご提供いたします。

【冬のお料理期間】2023年12月1日~2024年2月29日

ご好評いただいております、たちばなや季節の特別料理企画。
この冬も庄内の滋味をたっぷりとお楽しみいただくお献立内容となっております。
海・山・里の恵みが三拍子揃った庄内は、個性豊かな味わいが揃う食の宝庫。
人気の定番会席「華やぎ会席」をはじめ、離れのお部屋限定でお届けしている
当館最高ランクの特選会席「たちばな会席」とともに、
大切な方とほっこり過ごす冬の旅に
味わいでも想い出を添える季節の饗宴をお楽しみください。

四季の会席料理「季節の華やぎ会席」

寒暖の差が育む味わい深い当地のブランド食材をメインにご用意した人気のスタンダード会席「季節の華やぎ会席」。その名のとおり彩り、あしらい、器選びなど、食指をそそる華やかさも自慢のお料理です。

(献立内容)計12品
食前酒・前菜・お凌ぎ・お造り・焼物・蓋物・鍋物・揚物・お食事・留椀・香の物・デザート

△季節の華やぎ会席-令和5年“冬”-

△前菜:冬の彩り 5点盛り合わせ
冬を彩る5つの前菜を、器のあしらいも華やかな盛り合わせでご用意いたします。

△お造り:庄内浜の鮮魚 三点盛り合せ
真鯛を中心に庄内浜で水揚げされた鮮魚を使った盛り合せです。鮮度抜群の歯応えをお楽しみください。

△鍋物:山形牛サーロイン 特製すき焼き
山形牛のサーロインを程よい厚さにカット。それを特製の割り下でご用意いたしました。半熟卵に落としてお召し上がりください。肉の旨味、そして程よい触感がたまりません。

△お食事:庄内浜産 真鯛の鯛めし はえぬき
米どころ庄内の「はえぬき」と庄内浜産の真鯛を鯛めしにしました。ツヤ、粘り、歯ごたえでも人気の「はえぬき」と、旬の真鯛の鯛めしが絶妙な相性です。

△留椀:庄内白味噌と「大山」の酒粕 石狩汁
庄内の白味噌と、当地の名醸造「大山」の酒粕を使った特製石狩汁です。

△香の物:一霞産 温海かぶ 甘酢漬け
この季節にしか食べることのできない、温海の名産「温海かぶ」の甘酢漬けを添えて。本場一霞産の「温海かぶ」は歯ごたえもよく、程よい酸味とかぶの旨味をお楽しみいただけます。

▼「季節の華やぎ会席」プラン詳細・ご予約はこちら
https://reserve.489ban.net/client/tachibanaya/0/plan/id/29378/stay

最高ランクの「たちばな会席」

「たちばな会席」は、【離れ】環翠荘のお部屋をご利用のお客様限定で、ご用意する料理長こだわりの特選会席です。お食事はプライベート感あふれる個室にご用意いたします。一期一会の季節との味な出逢いにぜひ舌鼓を。

(献立内容)計12品
食前酒・前菜・お凌ぎ・お造り・焼物・蓋物・強肴・揚物・お食事・留椀・香の物・デザート

△前菜:冬の彩り 5点盛り合わせ
冬を彩る5つの前菜を彩りも鮮やかな盛り合わせでご用意いたします。

△焼物:ズワイガニ 焼ガニ 特製二杯酢添え
旬のズワイガニを焼きガニでご用意いたしました。たちばなや特製の二杯酢でお召し上がりください。

△蓋物:風呂吹き大根 庄内柚子味噌
「庄内産の大根」を使った冬の風物詩、風呂吹き大根です。出汁がしみた地物の大根に庄内産の柚子と味噌の香りがアクセント。

△強肴:山形牛ヒレ肉 和風ステーキ
脂身の少ないヒレ肉のステーキを肉の旨味を引き立たせる日本海産の藻塩と、特製ポン酢を使用したおろしポン酢でどうぞ。

△揚物:真河豚の唐揚げ
庄内で水揚げされた真河豚を使った唐揚げです。肉厚でジューシーな唐揚げをレモンでさっぱりとお楽しみください。

 

▼「たちばなや会席」プラン詳細・ご予約はこちら
https://reserve.489ban.net/client/tachibanaya/0/plan/id/29379/stay

 

食の都、庄内の真骨頂とも言える冬は、この季節らしい素材に加え、蓋物や鍋物など、湯気もごちそうのあたたかさを大切に仕立てました。すこやかな庄内の大地でじっくりと時間をかけて栄養を宿した素材が旨みは、まさに庄内グルメの一年の総括。窓の外に広がる清涼な銀世界にも心癒される、心に届く冬の出逢いをご堪能ください。

ラウンジ周りが新しく生まれ変わりました!

このたび、たちばなやのラウンジ「四季」、
およびお土産処「花の市」が装いも新たに生まれ変わりました!

また当館目の前にある足湯「もっけ湯」のすぐそばに、
生ビールやポップコーン、ソフトクリームなどの
テイクアウトが気軽に楽しめる「サジカフェ」も新オープン!

さらにカフェに隣接し、温海川と温海岳の景色を仰ぐ
おやすみ処「かじかテラス」も誕生いたしました!

生まれ変わった館内のラウンジでは靴をぬいで
お飲み物やおしゃべりをお楽しみいたける
解放感あふれる小上がりスペースを新設しております。

座面が一段高いため、視線が遠くまで広がり
今まで以上に庭園の景色をお楽しみいただけます。

カフェに隣接した「かじかテラス」からは
お土産処「花の市」へ直結した出入口もご用意したため、
エントランスを介さずともお店に出入りができ、
お買い物にも大変便利です!

お土産処ではリニューアルを機会に
品揃えも充実し、山形県内や、地元庄内厳選の
自慢のアイテムを多数ご用意しております。

ユニークなところでは、地元農家さんや
フレンチのシェフの監修によるオリジナルレシピによる
地元産クラフトコーラも登場!

また日本産ワインの生産量全国4位の注目エリアとして
国内屈指のポテンシャルを持つと言われる
山形の地ワインや山形初のウイスキー「YUZA」など
地場産の魅力的な商品も各種取り揃えております。

クラフトコーラや、クラフトジンジャーエール、
クラフトレモネードなど、気になるご当地ドリンクについては
ラウンジでもお楽しみいただけます。
あつみの旅に、ぜひお楽しみいただけたら何よりです。

 

※「サジカフェ」は4~11月までの営業となります。

▽詳細はこちら
https://www.tachibanaya.jp/facility/

あつみに晩秋を告げる風物詩、温海かぶ

朝晩の寒さに近づく冬を想うこのごろ。
今年もまた「温海かぶ」の季節がやってきます。

「温海かぶ」は山形県庄内地方の伝統野菜で、
江戸時代から栽培されている品種です。
皮は赤紫色で中は白く扁平形。
10cmほどの中型の赤カブで歯ごたえがあり、
漬物にするとコリコリとした食感が楽しめます。

「温海かぶ」の収穫は例年10月中旬~11月中旬頃。
晩秋から冬にかけて店頭に並ぶ
「温海かぶ」の甘酢漬けは庄内地方の特産品として、
江戸時代には幕府へも献上されていました。

栽培方法は、一般の畑で作られるものと、
昔ながらの焼畑自然農法でつくられるものがあり、
旧温海町の一霞地区の山間部では今なお、400年前から伝わる
この焼畑農法で「温海かぶ」が栽培されています。

木々を伐採した斜度30度程もある急斜面を山焼きし、
手作業による間引きや草取りをしてつくられる「温海かぶ」は、
農薬も化学肥料も使用しない自然栽培。
見た目の肌荒れがあるものの、香りや食感に優れています。

山に囲まれた一霞の立地条件と、
独特の栽培法でつくられてきた「温海かぶ」は、
他の地区で栽培されたり、焼畑以外の畑で作ると
形や品質に変化がでたり、化学肥料を施すと肉質や色が
品種本来の特性を発揮しないことがあります。

焼畑による自然農法は重労働のため、
生産者の高齢化が進んだ現代では、
生産量が減っているとても貴重なかぶです。

ちなみに焼畑農法は土地を休ませる期間が必要なため、
同じ場所で「温海かぶ」が栽培されるのは数年に一度だけ。
さらに、他の種と交じらないよう、温海かぶ以外の
アブラナ科の作物は栽培しない努力が受け継がれています。
また、かぶを収穫した後には、杉の植栽が行われます。

伝統を守り、ふるさとの本物の美味しさを守る、
頑固なまでのこだわりが、「温海かぶ」には込められています。

パリパリした心地よい歯ごたえと甘みの中に
ほんのりと苦味を感じる「温海かぶ」の甘酢漬は、
11月半ば頃から当館の売店にも並びます。

庄内の冬に欠かせない彩り華やかな自慢の伝統食をぜひ、
お楽しみいただけたら何よりです。

 

画像参照:
食の都 庄内(https://syokunomiyakoshounai.com/)
食文化想像都市 鶴岡(https://www.creative-tsuruoka.jp/)