日本で唯一の「ユネスコ食文化創造都市」!食の都、鶴岡

画像参照:鶴岡食文化想像都市推進協議会(http://www.creative-tsuruoka.jp/)

険しい山々をはじめ、広大な庄内平野、
日本海へと至る変化に富んだ地形から、一年を通じて
山、海、里の豊富な食材に恵まれた鶴岡。

中でも1400年以上にわたり信仰を集める
山岳修験の聖地、出羽三山に伝わる精進料理は
風土に息づく精神文化と結びついて
鶴岡ならではの独自の食文化を育みました。

その名残は、先人たちが数百年にわたって
大切に守り継いできた「在来作物」と呼ばれる
伝統野菜の豊富さにもあらわれています。

難しい培方法とともに継承されてきたこの作物は
現在、確認されているだけでも50種類以上!

この豊かな食文化を背景に
鶴岡は平成26(2014)年、日本人が持つ食の豊かさと、
その原点を示す文化都市として、国内で唯一、
「ユネスコ食文化創造都市」に認定されています!

ちなみにこの「在来作物」とは、その土地で長年栽培され、
人々に親しまれてきた野菜、果樹、穀類のこと。

鶴岡が誇る野菜の代表ブランドには、
《枝豆の王様》と呼ばれる、だだちゃ豆や、
温海かぶ、民田(みんでん)なすなどが有名です。

飽食の時代と言われて久しい現代。
在来作物が私たちに教えてくれるのは
人と自然がより親密だった頃に思いを馳せる
素朴で力強い滋味。

それは、庄内の恵まれた自然と生産者の方々の努力に
あらためて気付かせてくれる感謝のおいしさ。
心で味わうごちそうかもしれません。

当館でもただいま、旬まっさかりの
とれたて、だだちゃ豆をお客様にお楽しみいただいております。

ひと箸、ひと箸に宿る、大地と人のしあわせな物語を
どうぞ、じっくり味わってみてください。

▽詳細はこちら
http://www.creative-tsuruoka.jp/