夏の祭りや花火大会などのイベントでもお馴染みの浴衣。
最近では日本のアニメや映画等の影響等による
日本文化への関心や、外国人観光客の増加を背景に
海外でもその人気が高まっています。
浴衣の起源は、今をさかのぼること1300年前。
平安時代の貴族がお風呂に入るときに身に付けた
「湯帷子 ゆかたびら」がその発祥とされています。
当時のお風呂は蒸気を浴びるサウナのようなスタイルだったため、
やけどの防止や汗の吸収、さらに肌を隠すために着用されていました。
江戸時代に風呂屋が普及するようになると
お風呂上がりにそのまま着て外に出られる手軽さと
風通しの良い着心地が人気となり、
湯上がりの着衣としても親しまれ、やがて就寝時の
寝間着にも用いられるようになりました。
また、もう1つ庶民に広がるきっかけとなったのが
「天保の改革」(1841 – 1843)。
贅沢品が禁止とされたこの改革により
絹織物などの和服に代わって、安価であった
木綿製の浴衣がより広まったと言われています。
やがて庶民文化が花開いた江戸時代後期には
盆踊りや花見など、現在の着方に近い
ちょっとした外出着として着られるようになります。
浴衣が夏の普及着として全国に定着したのは
大量生産が可能な染色方法が発明された
明治時代に入ってからのことです。
現在ではデザインや色合いもさらに多彩になり、
帯との組み合わせなどによるファッション性の高さから
“特別な体験を楽しむおしゃれ着“として幅広い世代に定着しています。
ちなみに着物=和装、との解釈から浴衣も着物の一種となりますが、
着物のはじまりは平安時代、宮廷で身分の高い女性が
十二単の下に来ていた「小袖」がその原型。
湯上がりに着用する着衣として
日本の歴史の中で愛用されてきた浴衣は
温泉地とディープな関わりを持つ伝統のリゾートウェアです。
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https://atsumi-spa.or.jp/news/yukatayumeguri/#yumeguri_image
画像参照:
あつみ観光協会(https://atsumi-spa.or.jp/news/yukatayumeguri/)