「2022年12月」の記事一覧

【年明けも延長決定!】全国旅行支援「やまがた旅割キャンペーン」

現在、実施中の全国旅行支援「やまがた旅割キャンペーン」について
年明けの2023年も期間延長が決定いたしました!!

年明け以降のご利用については割引率が変更となります。
ご利用の際はご注意くださいませ。

これからの季節は日本海の冬の幸も一段と冴えわたり、
燗でいただく地酒もおいしい季節です。

【東館】【西館】の和室タイプのお部屋には、冬季限定で“堀りごたつ”も登場いたします!
風流な雪見温泉とともに、季節だけの楽しさをほっこりとご満喫くださいませ。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。


■ご利用期間
2023年1月10日(火)~2023年3月31日(金)
※予約受付は12月16日(金)から


■内容
お一人様最大3,000円OFF(交通付宿泊商品の場合は最大5,000円OFF)
県内の加盟店でご利用いただける「地域限定クーポン」付 
 平日:2,000円
 休日:1,000円
 ※地域限定クーポンは原則として電子クーポン
 ※宿泊でのクーポンの有効期限は8日間(チェックイン日を含む)

■対象者
日本国内居住者で、ワクチン接種歴(3回以上)、
またはPCR検査等で陰性確認が出来ること。
ただし、山形県内にお住まいの方の山形県内旅行については、
ワクチンを2回接種済み(14日以上経過)の場合も対象となります。

■ご注意
2022年12月27日(火)までのご宿泊についてはこれまでと同じ割引率(お一人様最大5,000円OFF/交通付宿泊商品の場合は最大8,000円OFF)でご利用いただけます。
2022年12月15日以前に行った2023年1月10日以降の宿泊予約については、割引対象外となります。

▽全国旅行支援「やまがた旅割キャンペーン」
https://yamagata-ryokououen.com/

 

▽ご予約はこちら
https://reserve.489ban.net/client/tachibanaya/0/plan

たちばなや四季の会席料理のご案内-令和4年”冬”の会席料理-

 

いつも当館をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

たちばなやのお料理は、四季替わりでお届しております。
今月から下記の期間、ご夕食は『冬の会席料理』でご提供いたします。


【冬のお料理期間】2022年12月1日~2023年2月28日迄

 

恒例の企画となりました、たちばなや季節の特別料理企画。
「季節の華やぎ会席」は、食の宝庫、庄内の豊かな山海の旬味を冬のあしらいとともにご賞味いただく人気の定番会席です。
離れのお客様限定でお届けしている「たちばなや会席」は、目利きの料理人がその季節にこそ召し上がっていただきたい食材を選び抜いた当館最高ランクの特選会席です。厳寒の日本海から届く身の締まった海の幸、またたっぷりと栄養を蓄えた里の幸を一堂に会した美食づくしが自慢。同じ風土で育まれた相性抜群の地酒とともに冬の庄内を旅する口福をお届けいたします。

 

四季の会席料理「季節の華やぎ会席」

スタンダードな四季の会席料理「季節の華やぎ会席」
山形が誇るトップランナーの贅沢食材をメインにご用意した当館自慢の定番会席です。冬ならではの滋味に笑顔も弾むひとときをお楽しみくださいませ。


(献立内容)計13品
食前酒・口代り・酢の物・お凌ぎ・お造り・焼物・蓋物・強肴・揚物・お食事・留椀・香の物・水菓子

△口代り:旬の彩り前菜 焼物添え
季節の食材で仕立てた前菜には、本場一霞産の赤カブを使用した彩り鮮やかな「なます」など、当地ならではの味わいもご用意いたしました。味噌の香りも香ばしい地魚の西京焼きと共にお楽しみください。

△酢の物:本ずわい蟹の二杯酢添え
冬の味覚と言えば「カニ」!冬の逸品には本ずわい蟹をご用意いたしました。カニの旨みと甘みと引き立てる二杯酢と一緒にご賞味ください。

△お造り:庄内浜の鮮魚盛り合せ
庄内浜で水揚げされた鮮魚の盛り合せは、地魚ならではのプリプリと身の締まった歯ごたえもおいしさのひとつ。庄内が誇る冬の日本海の幸をたっぷりとお届けいたします。

△揚物:山形牛のカツレツ 特製ゴマダレ添え
国産和牛山形牛のモモ肉をジューシーかつ食べ応えも贅沢な大きさにカットし、カツレツに仕立てたボリューミーな逸品。特製のゴマダレでお召し上がりください。

 

 

▼「季節の華やぎ会席」プラン詳細・ご予約はこちら
https://reserve.489ban.net/client/tachibanaya/0/plan/id/29378/stay?noSearch=1

 

食の都、庄内の真骨頂とも言える冬の膳は、たっぷりの栄養をその身にたくわえた素材が旨みを競いあう美食の饗宴。海と山が時をかけて育てた恵みに感謝しつつ、一年の総括のように味わう滋味は冬の体にそっと染み渡る美味しさ揃いです。ほころぶ笑顔に何度も杯を重ねながら、冬の旅に集う贅沢をお楽しみくださいませ。

 

 

 

最高ランクの「たちばなや会席」

【離れ】環翠荘のお部屋をご利用のお客様にお届けする「たちばなや会席」
料理長こだわりの厳選素材による特選会席です。個室食で味わう優雅な美食のひとときをおもてなしいたします。


【冬のお料理期間】2022年12月1日~2023年2月28日迄

 

(献立内容)計13品
食前酒・口代り・酢の物・お凌ぎ・お造り・焼物・強肴・蓋物・台の物・お食事・留椀・香の物・水菓子

△口代り:旬の彩り前菜 焼物添え
季節の食材で仕立てた前菜には、お酒と一緒にお楽しみいただける味わいを取り揃えました。香ばしい西京焼きの地魚や本場一霞産の赤カブを使用した「なます」の彩りが食指をそそる、冬の滋味をご賞味ください。

△お造り:庄内浜の鮮魚盛り合せ
庄内浜で水揚げされた鮮魚の盛り合せは、地魚ならではのプリプリと身の締まった歯ごたえもおいしさのひとつ。庄内が誇る冬の日本海の幸をたっぷりとお届けいたします。

△焼物:日本海名産 のど黒の姿焼き
日本海産の脂の乗ったのど黒をシンプルな素材の旨味を引き出す塩焼きでご用意いたします。「白身のトロ」とも称されるのど黒の脂の旨さをご賞味ください。

△強肴:山形牛ヒレ肉の香味焼き ワサビと藻塩添え
山形牛の上質なヒレ肉をステーキでご用意いたしました。牛肉の旨味を最大限にお楽しみいただける、日本海産の藻塩とワサビでお楽しみください。

△台の物:活鮑踊り焼き 陶板仕立て
日本海の活鮑を、豪快な踊り焼きでお楽しみいただきます。酒塩の昆布出汁を使い、陶板の上で波を打つように踊る姿はまさに産地ならではの演出。焼き上がりにバターを乗せてお召し上がりください。

 

▼「たちばなや会席」プラン詳細・ご予約はこちら
https://reserve.489ban.net/client/tachibanaya/0/plan/id/29379/stay?noSearch=1


食の都、庄内の真骨頂とも言える冬の膳は、たっぷりの栄養をその身にたくわえた素材が旨みを競いあう美食の饗宴。海と山が時をかけて育てた恵みに感謝しつつ、一年の総括のように味わう滋味は冬の体にそっと染み渡る美味しさ揃いです。ほころぶ笑顔に何度も杯を重ねながら、冬の旅に集う贅沢をお楽しみくださいませ。

 

館内の花


当館ではラウンジの一輪挿しから本格的な活け花まで、
館内の要所要所に花を活けてお楽しみいただいております。

当館のお庭の紅葉は、これからが見頃です

原始的な焼き畑農法で夏に山焼きし、
そこに種をまいて秋に収穫される真っ赤な「あつみ蕪」。

庄内名物としても知られる、このカブラ漬けの初物が市場に出始め、
目の前を流れる温海川に鮭の遡上が見られるようになると
あつみの秋もいよいよ終盤戦。
当館のお庭もこのところの寒さで、ぐっと色づきを増してきました。

木々が紅葉のピークを迎える11月は
ご到着されたお客様の多くが、ラウンジ正面に広がる
この景色を足を留めて楽しまれます。

歩いて楽しめる池泉回遊式庭園の秋は
季節をより身近に感じることができ、とても詩情豊か。
一陣の風に水面を揺らす落ち葉や、
折り重なるように中島を彩るモミジ。

機敏だった錦鯉の動きも水温の低下とともに
どこかゆったりとして、とても優雅です。

窓枠や障子に額縁のように切り取られた
離れから眺めるお庭の景色も絵画の世界。

残念ながら、可愛らしい姿を見せてくれているカルガモ達の姿も
お庭で見られるのはあとわずかとなります。

心で聴く音楽のように賑やかで静かなこの景色を
身に沁みる温泉のぬくもりとともに
ぜひ、ゆったりとお楽しみいただけたら何よりです。

秋です



フロントカウンターの上も実りの秋らしく。

当館の前を流れる「温海川」、河畔の桜も、奥にそびえる温海岳も少し彩づいてきました。 
そろそろ鮭が上ってくる頃です。

当館から車で15分ほど南に走ると源義経が平泉に下る途中上陸したといわれる鼠ヶ関です。
鼠ヶ関港の夕暮れを見ていると南下する白鳥の声が聞こえてきました。

上の写真のような群れが次から次へと何組も飛んできます。
すごい数です。

全国旅行支援「やまがた旅割」がスタート!

10月11日(火)より、全国旅行支援
「やまがた旅割」キャンペーンがスタートいたしました。

季節は山々が色打掛のような彩りをまとう錦秋。

食膳には鮮度抜群の日本海の海鮮をはじめ、
食の都、庄内自慢の新米や
たわわに実った秋の美味が満載です!

朝夕の清涼さの中で楽しむ露天風呂も
これからの季節の愉快な醍醐味。

待ち焦がれた旅の喜びをどうぞ、
当館でゆったりとお過ごしくださいませ。

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


■ご利用期間
2022年10月11日(火)~12月20日(火)

■対象者
日本国内居住者で、ワクチン接種歴(3回以上)、
またはPCR検査等で陰性確認が出来ること。
ただし、山形県内にお住まいの方の山形県内旅行については、
ワクチンを2回接種済み(14日以上経過)の場合も対象となります。

 

▽全国旅行支援「やまがた旅割」キャンペーン
https://yamagata-ryokououen.com/


▽ご予約はこちら
https://reserve.489ban.net/client/tachibanaya/0/plan

婦人浴場露天風呂のアマカリスに花が咲きました

婦人大浴場の露天風呂を取り巻く池のアマカリス(水草)、
春先に数株入れたのですがいつの間にか増えて、すごい繁殖力です。
先日見に行ったら白い可憐な花が咲いていました。


水も浄化するのでしょうか、とても綺麗になり、金魚たちも居心地良さそうです。

久しぶりの釣行

佐次右衛門の日記、だいぶ間が空いてしまいました。

暑い日が続き、しばらく海は控えていましたが、
少しばかり気温も下がってきたので、久しぶりの出漁です。
沖に進むにつれ、北側の陸地の陰から「鳥海山」が姿を見せます。

いつものように南に「粟島」北に「鳥海山」
(上の写真、左が粟島、右が鳥海山)、
陸地を見れば「温海岳」、
その懐に「あつみ温泉」があります。

 

 


水平線には蜃気楼。
真鯛ねらいだったのですが、5目釣りになってしまいました。

一年で一番おいしい「紅葉鯛」の季節です。

 

朝晩の涼しさや風の佇まいに、はじまりの秋を感じる9月。

たちばなやの食膳も秋の装いになりました。

春先に出まわる「桜鯛」に対し、秋に旬を迎え、最も脂がのって
おいしくなる鯛を「紅葉鯛 (もみじだい)」と呼ぶのをご存じでしょうか。

ここ鶴岡では昔から鯛料理が親しまれ、
湯治に訪れた庄内藩のお殿様も好んで
鯛料理を召し上がっていたという記録も残されています。

春に産卵を終え、夏にエビやカニなどの赤い天然色素
「アスタキサンチン」が豊富に含まれるエサをたっぷり食べてきた秋の鯛は、
もみじのようにウロコが赤みを帯びてきます。
「紅葉鯛」とは、この姿をちょうど同じ時季に見頃を迎える
山々の紅葉に例えた呼び名です。

余談ですが、春に同じく魚体が桜色になることから
「桜鯛」と呼ばれるのは産卵を控えた真鯛のメスのみ。
これは婚姻色と呼ばれる繁殖期の特徴によるものです。

白身魚の真鯛は、魚類の中でも高たんぱくかつ低脂肪でヘルシーな魚。
また、消化吸収の良さでも優等生です。

さらに真鯛のおいしさとして多くの人に愛されるのが、上品なその出汁。
栄養ドリンクの成分としても知られるこのタウリンは、うま味成分のひとつで、
鯛に豊富に含まれ体内機能のバランスをとる働きでも知られています。

秋の「紅葉鯛」は、この時期ならでは脂のノリと、身体をいたわる
濃厚なうま味成分がたっぷり詰まったおいしさのイイトコどり!
まさに食欲の秋にぴったりの高級魚です。

当館では姿の美しさが魅力といわれる「桜鯛」に対し、
1年で最もおいしくなるこれからの季節の「紅葉鯛」を
恒例の「真鯛づくしの会席料理」として期間限定でみなさまにご提供いたします!

ぜひそのおいしさを、ご自身の舌でお確かめください!

 

▽詳細はこちら
https://reserve.489ban.net/client/tachibanaya/0/detail/620741

夏の温海川の風物詩、太公望とカジカガエル

当館目の前にある足湯「もっけ湯」から眺める夏の温海川

 

暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

温海川には今年もせせらぎの中にチラホラと
アユ釣りを楽しむ太公望たちの姿が見られるようになりました。

例年、アユ釣りの解禁は7/1から10/31まで。
大雨による川の水のにごりや水量次第では釣りができないため、
釣り人たちがのんびりと釣り糸を垂らす姿は
すこやかな川を象徴するあつみの夏の風物詩です。

そしてもうひとつ。
そんな景色に涼を添えるのが、カジカガエルの鳴き声。

カジカガエルは山地にある渓流、湖、またその周辺の森林、
また水質のキレイな川などに生息している体長5cm程のカエルです。

 

初夏から秋にかけ、ヒョロヒョロヒョロという
軽やかな鳴き声を奏でることでも古くから愛され、
和歌の世界では夏の季語にもなっています。

実はこのカジカガエル、レッドリストに載っている希少種で、
地域によっては絶滅危惧種・準絶滅危惧種に指定されています。

当館の目の前を流れる温海川はこの希少なカジカガエルの生息地です。
温泉街にある「かじか通り」の名前も、ここから名づけられています。

ちなみに、透き通ったきれいな声で鳴くのはすべてオス。
江戸時代には“河鹿籠”と呼ばれる専用のカゴで
夏の間、鈴虫のように飼育されていたそうです。

暑さが増すほどに、涼し気な鳴き声が一層際立つカジカガエル。

当館の目の前にある足湯“もっけ湯”や
川沿いのベンチでのんびりと太公望達の姿を眺めながら、
美声の持ち主とせせらぎが奏でる夏のハーモニーにそっと耳を澄ます、
そんなひとときもまた、風流かもしれません。