「館主 佐次右衛門の日記」の記事一覧
「杜の賑い」を見た当日の宿泊は、男鹿温泉の老舗「元湯 雄山閣」。
大浴場では源泉がナマハゲの口から勢いよく噴き出すのが面白かったです。
ナトリウム塩化物泉、とても効きそうな濃い感じのする温泉でした。
翌日は「入道崎」「八望台」「寒風山」をのんびり観光しました。
灯台の中の階段を登り、すこし息が切れてきたしそろそろ出口か
と思ったときに「あと80段です」、の表示が出てきたのでビックリ、
心の中を読まれたようでなんともおかしかったです。
上、一番左は「寒風山」です。
あいにくの曇り空で少しさびしい感じがありますが、それはそれで旅情をくすぐります。
芝におおわれた入道崎は心地よく、下を見れば荒々しい奇岩が並び、遠くには寒風山や白神山地、絶景です。 ここから見る夕日はすごいだろうなと想像しました。
八望台 左の二つは八望台から見た「寒風山」、右の二つは「戸賀湾・二ノ目潟」と、海の向こうには「白神山地」。
寒風山 朝、宿を出たときは雨模様でしたが、寒風山に着くころには天気も回復し、雄大な景色が楽しめました。
南方を見ると海を隔てて「鳥海山」が見えます。 頂上は残念ながら雲に隠れていました。
寒風山の展望台から
鳥海山の先、沖合を見ると「飛島」と「粟島」らしき島が見えます。
左の平らなのが「飛島」、右が「粟島」。粟島は細長く、横から見ると小さな山にしか見えません。
右、写ってはいませんが、湾曲した陸地の先端に「鳥海山」。
後方の北側を見れば「白神山地」が見えます。
左、南側の下を見ると「八郎潟干拓地」が一望できます。
写真は広大な干拓地のごく一部です。
一周で一望できる「回転展望台」がおすすめです。 干拓前の八郎潟の源風景等の資料も展示されています。展望台のレストランで売っていた「はたはた鮨」を買って帰りましたが、私的には今まで食べた中で一番美味しかったです。 ハタハタがスライスしてなく1匹づつそのまま入っていてボリュ-ムもたっぷり、 いかにも手作り、食べるときには切って食べましたが、最高でした。 ついついお酒がはかどりました。
男鹿からの帰り道
山形県との県境近く「象潟」から間近に見た「鳥海山」、頂上はやはり雲に隠れています。
男鹿に行ったのは数年ぶりですが、
高速道路が整備され、
あつみ温泉から男鹿半島まで車で3時間ほどで行けるようになっていたのには驚きました。
梅雨が明けてもどんよりとした日が続いていましたが、
数日前からようやく夏らしくなってきました。
暑くても湿気の少ない比較的さわやかな庄内の夏です。
にぎやかな蝉しぐれの中、アユ釣りが涼しげです。
玄関前の花鉢の所に見慣れない「朝顔」の鉢植えが置いてありました。
誰が持ってきたのかと思ったら、お泊りのお子様のもので、夏休みの自由研究らしかったです。
一晩当館の花に並べて置かせていただきましたが、朝になると見事に咲いて、
持ち主の男の子が現れて「咲いているのは青だけど、咲いていないのは紫だ」と教えてくれました。
当館のブル-ベリ-が終わりかけていたので、朝のひと時、夏らしさで玄関前を引き立ててくれました。
海もやっと夏らしくなりました。
当館から車で20分ほど南に走ると新潟県に入りますが、
県境から見た新潟県側の長い砂浜です。
防波堤で釣りをする人、ファミリ-で泳いでいる人たち、楽しそうです。
マリンパ-ク鼠ヶ関
当館から車でおよそ20分、砂浜と磯遊びのできる磯場、諸設備が完備された人工ビ-チです。
小さなお子様連れでも安心してお楽しみいただけます。