当館の前を流れる温海川の鮭も日に日に数を増し、もうすぐ冬です。 (当館の前に架かる湯の里橋の下、2匹写っているがわかるでしょうか) 玄関の手ぬぐいの額も「ヒイラギ」に。
黒鯛も脂が乗ってますます美味しくなってきました。 笹川流れのはずれ、通称「黒岩」で久しぶりの渚釣りです。 水平線上にうっすらと見えるのは「粟島」です。 電車の中で「佐渡」と間違えている人をよく見かけますが、 粟島の大きさが小豆大だとすると佐渡はサッカ-ボ-ルほどの違いがあります。 春から秋にかけて空気の澄んだときには粟島の後ろのほうに佐渡が見える日があります。
上の写真の水の濁りぐあいと潮のハケぐあい(潮の流れ)を見れば渚釣りの 経験者であればこの場所でかならず釣れると確信するでしょう。 ところがこの日はここでは釣れず(フグばかり)、写真の岩の左側で釣れました。 以下、刻々と変わる夕日と空の色をお楽しみ下さい。
(砂の上の足跡は、黒岩の右と左をウロウロした私の足跡です。よく見ると道糸が映っています。)
この日の釣果、黒岩の上から左に向ったところで、
明るいうち2匹、日が沈んだ直後に2匹立て続けに、4匹とも丸々と肥えて力も強かったです。
渚釣りには昔の庄内竿の調子に最も似ている細身で柔軟性のあるヘラ竿を使用しておりますが、
久しぶりに強烈な引きと満月のような竿の曲がりを楽しみました。
朝目覚めると南下する白鳥の鳴き声が聞こえる季節になりました。
河畔の桜や周囲の山々も色づいて、待合の外のコマユミも日に日に鮮やかに染まってきました。
磯釣りシ-ズン真っ盛りで、磯や防波堤のあちらこちらに釣り人の姿が、
上の釣果は、今年始めての渚の黒鯛釣りで、なんと今年の1枚目は真鯛でした。
黒鯛釣りをしていて真鯛を釣ったのは2度目ですが、
姿を見たときはびっくりしました。 近年真鯛が増えてきた感じがします。
空気の澄む秋の夕日はとても綺麗です。
カルガモの子供達もすっかり大きくなりました。 上左の写真、左上で皆を見渡しているのが親ガモです。
同じカモだと思いますが、毎年春から夏にかけて当館の庭にやってきては卵を産み、雛が孵るとラウンジの前まで引き連れてきて、鯉の餌をついばみます。
今年は10羽生まれて今のところ9羽無事に育ちました。
鯉に餌をやり始めると、敏感に感知して隊列を組んでやってきては鯉と一緒になって食べ始めます。
小さい頃は鯉に飲み込まれそうで心配でしたが、今ではすっかりたくましくなり鯉に負けずに餌を拾います。
上左:アヒル用の餌を食べています。 石の上に載っているのが親ガモ、羽の色が少し薄く、子供達と少し離れて常に周囲を警戒しています。
上中:食べ終えると順次帰って行きます。
上右:お腹がいっぱいになり、くつろいでいるところ。