「館主 佐次右衛門の日記」の記事一覧

秋らしくなってきました 

 

あつみ蕪も出始め
  鮭も帰ってきました

毎年思うことですが、カブラのほのかな辛味と甘酢のやさしい甘さ、ガリッとした歯ごたえ、滑らかな舌ざわり、初物のあつみ蕪は本当においしいです。
原始的な焼き畑農法で、夏に山焼きをし、そこに種をまいて秋に収穫されます。 来年の2月頃までが旬。
この季節以外にお泊りになられたお客様から、名物の「あつみ蕪」が出なかったといわれる事もたまにありますが、この季節以外はお出ししておりません。 

鮭は先日から少し上ってきておりましたが、
今朝、川を見てみるとかなりの数を見ることができました。

当館の庭もだいぶ彩づいてきました。
夏の間皆様からかわいがっていただいたカルガモ達も、
そろそろ川に戻って行きそうな気配です。



朝晩 肌寒くなりました 

 

港内から見た鼠ヶ関の「弁天島」。


梅雨明け以降、忙しさに紛れすっかり間が空いてしまいました。
気が付いたら夏も終わり、急に秋になった感じです。
これからの季節 空気が澄んで、
天気が良ければ空と海の色がとてもきれいです。

 

 

別の日の夕焼け空です。

港の中からですので、
日が沈むところまでは見えません。

 

梅雨明けです

梅雨が明け、空も海も急に夏らしくなりました
海の色も陸に近い所は先日の雨でまだ少し濁りが残っていますが、
ここまでくるとすっかり澄んで深みのあるネイビーブルー、
何度見ても本当にきれいです。
遠くに見えるのは粟島、雲がまるで帽子のようです。


左の写真の雲の下は新潟県。
オニカサゴ、ウッカリカサゴ、アラ等が釣れました。


カルガモは卵がカラスに食べられて、
今年も雛を見ることができませんでしたが、
以前巣立って行ったカモ達が先日から8羽戻ってきました。
鯉と競争して餌を拾い、お子様に大人気です。

その中に3,4年前に巣立っていった右足の不自由な1羽がいました。
雛の頃は育たないと思っておりましたが、なんとか育って秋に巣立っていった1羽で、
毎年戻ってきては元気な姿を見せてくれます。


鮎も先月解禁になりましたが、
あいにくの天気で川が濁ったり増水したりでほとんど釣りにならなかったようですが、
ようやく水も澄んで川も落ち着いてきました。
当館の前にある「もっけ湯」(足湯)

梅雨空キス釣り

梅雨空の下で初めてのキス釣りです。水平線の左端に「粟島」が見えます。


兄は釣り、弟はきれいな石と貝殻を探すのに夢中です。
今日の釣果。

船では真鯛が釣れてます。

左の写真の小ぶりな鯛は「レンコダイ」、
右の写真の小ぶりな2匹は「ハナダイ」です。

もっけ湯

新型コロナの影響で休館しておりましたが、
先日より営業再開です。
当館の前にある「もっけ湯」(足湯)も花で飾りお迎えの準備をしました。
*「もっけ」とは当地の方言で、「本当にありがとうございます。恐縮です。」という最高の感謝をあらわす言葉で、「温海温泉へようこそお越しくださいました」という意を込めて名付けられたものです。

もっけ湯には温海温泉にちなんだパネルが10枚ほど貼られております。
風雨にさらされて少し汚れていますが、4枚だけご紹介します。

梅雨入りし、少しうっとうしいです。
メバルも釣れ始めました。

当地では「メバル」の事を「テンコ」と言いますが、
この季節は特に「梅雨テンコ」と呼んで珍重しました。
(若い人たちは知らないかもしれません)


カキツバタ、アヤメ、柳、おまけにカマキリ

6月2日から営業再開です。(しばらくの間、予約状況によりお休みする日もあります。) 

カキツバタが咲きました。ホトトギスの鳴き声がにぎやかです。
近くの山からはカッコーの鳴き声が、
カッコーは連続して鳴き続けるので少しうっとうしいです。
庭にはウグイスが合います。

 

 

こちらはラウンジ前の「アヤメ」、
カキツバタのあでやかさはありませんが、
葉もすっきり立ち上がり
小ぶりながらも凛とした美しさがあります。

 



池の奥にある柳、
数年前に二つに割れて一つは屋根に片方は池に倒れこみました。
屋根の方は撤去し、池に倒れこんだものはそのままにしたところ、
自然な形で再生しました。 カワセミがよくとまります。
存在感があり、離れ「環翆荘」のシンボルになるかもしれません。

 

カマキリも産まれました。

         2㎝くらいですが、立派にカマキリの姿です。 

 

温海沖

夕日を2回掲載しましたので、
今回は朝日と思ったのですが、
あいにくの曇りで見えませんでした。
朝の澄んだ空気の中で、「鳥海山」の姿が秀逸でした。

 


左の山が「温海岳」、ふもとを温海川が流れ、温海温泉があります。


今日は鳥が多く飛んでいると思ったら、
ナブラが湧いており、マグロの群れが飛びはねていました。
(ナブラ…小魚が捕食者に追われ海面に飛び跳ねている状態)

別の場所ではイルカの群れも出現

今日の釣果です。
真鯛がぱっとしないので、
先日から鬼カサゴを狙っていますが、
五目釣りになってしまいました。
真フグ、ワラサと嬉しいゲストです。


上の真フグがこうなりました。
トラフグに負けず劣らず美味しいです。

下は別の日に釣った「鬼カサゴ」、ヒレを立てて迫力がありますが、
背ビレ等、毒のあるトゲを切ると正に毒気を抜かれた感じで、
オットリとした姿になってしまいます。

見た目はともかく、
とてもおいしい魚です。




 

 

 

日本海の夕日 2


前回とは別の日、雲が夕日に映えます。



夕日が沈む瞬間は「ジュッ」と音が聞こえるようでした。
釣りでは勝負時、大事な時間帯なのですが、つい見とれてしまいます。



日本海の夕日




新型コロナ感染拡大防止のために休館して一月半、
例年ですと4月の桜に始まり5月の連休と、
連日大勢のお客様で賑わうのですが・・・。

6月2日の営業再開に向けて、浴槽の補修や池の泥揚げ等、
施設のメテナンスをしております。
社員はこの機会にあらためておもてなしの勉強会に励み、
私は時間を見つけては海へ、
何度も掲載しておりますが、日本海に沈む夕日がとてもきれいなの
でご紹介します。



この日の釣果、アジ、タナゴ、メジナも来ました。

新緑が目に鮮やかです

あつみ温泉を取り巻く山々の新緑も
日に日に鮮やかになってきました。
新型コロナの関係でお休みしていた足湯も再開です。
川の中から心地良い「河鹿」(カジカ)の鳴き声が
聞こえてきます。

庭の草花も咲き始めました。
さわやかなウグイスの鳴き声が響きます。

カキツバタが寂しげに一輪だけ咲きました。


鉢植えの」「牡丹」と」「オダマキ」も咲き、いつもは玄関前を飾るのですが・・・
この後の「アジサイ」「藤」「桔梗」が飾れるころには大勢のお客様をお迎えできますよう願っております。