秋です



フロントカウンターの上も実りの秋らしく。

当館の前を流れる「温海川」、河畔の桜も、奥にそびえる温海岳も少し彩づいてきました。 
そろそろ鮭が上ってくる頃です。

当館から車で15分ほど南に走ると源義経が平泉に下る途中上陸したといわれる鼠ヶ関です。
鼠ヶ関港の夕暮れを見ていると南下する白鳥の声が聞こえてきました。

上の写真のような群れが次から次へと何組も飛んできます。
すごい数です。

全国旅行支援「やまがた旅割」がスタート!

10月11日(火)より、全国旅行支援
「やまがた旅割」キャンペーンがスタートいたしました。

季節は山々が色打掛のような彩りをまとう錦秋。

食膳には鮮度抜群の日本海の海鮮をはじめ、
食の都、庄内自慢の新米や
たわわに実った秋の美味が満載です!

朝夕の清涼さの中で楽しむ露天風呂も
これからの季節の愉快な醍醐味。

待ち焦がれた旅の喜びをどうぞ、
当館でゆったりとお過ごしくださいませ。

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


■ご利用期間
2022年10月11日(火)~12月20日(火)

■対象者
日本国内居住者で、ワクチン接種歴(3回以上)、
またはPCR検査等で陰性確認が出来ること。
ただし、山形県内にお住まいの方の山形県内旅行については、
ワクチンを2回接種済み(14日以上経過)の場合も対象となります。

 

▽全国旅行支援「やまがた旅割」キャンペーン
https://yamagata-ryokououen.com/


▽ご予約はこちら
https://reserve.489ban.net/client/tachibanaya/0/plan

婦人浴場露天風呂のアマカリスに花が咲きました

婦人大浴場の露天風呂を取り巻く池のアマカリス(水草)、
春先に数株入れたのですがいつの間にか増えて、すごい繁殖力です。
先日見に行ったら白い可憐な花が咲いていました。


水も浄化するのでしょうか、とても綺麗になり、金魚たちも居心地良さそうです。

久しぶりの釣行

佐次右衛門の日記、だいぶ間が空いてしまいました。

暑い日が続き、しばらく海は控えていましたが、
少しばかり気温も下がってきたので、久しぶりの出漁です。
沖に進むにつれ、北側の陸地の陰から「鳥海山」が姿を見せます。

いつものように南に「粟島」北に「鳥海山」
(上の写真、左が粟島、右が鳥海山)、
陸地を見れば「温海岳」、
その懐に「あつみ温泉」があります。

 

 


水平線には蜃気楼。
真鯛ねらいだったのですが、5目釣りになってしまいました。

一年で一番おいしい「紅葉鯛」の季節です。

 

朝晩の涼しさや風の佇まいに、はじまりの秋を感じる9月。

たちばなやの食膳も秋の装いになりました。

春先に出まわる「桜鯛」に対し、秋に旬を迎え、最も脂がのって
おいしくなる鯛を「紅葉鯛 (もみじだい)」と呼ぶのをご存じでしょうか。

ここ鶴岡では昔から鯛料理が親しまれ、
湯治に訪れた庄内藩のお殿様も好んで
鯛料理を召し上がっていたという記録も残されています。

春に産卵を終え、夏にエビやカニなどの赤い天然色素
「アスタキサンチン」が豊富に含まれるエサをたっぷり食べてきた秋の鯛は、
もみじのようにウロコが赤みを帯びてきます。
「紅葉鯛」とは、この姿をちょうど同じ時季に見頃を迎える
山々の紅葉に例えた呼び名です。

余談ですが、春に同じく魚体が桜色になることから
「桜鯛」と呼ばれるのは産卵を控えた真鯛のメスのみ。
これは婚姻色と呼ばれる繁殖期の特徴によるものです。

白身魚の真鯛は、魚類の中でも高たんぱくかつ低脂肪でヘルシーな魚。
また、消化吸収の良さでも優等生です。

さらに真鯛のおいしさとして多くの人に愛されるのが、上品なその出汁。
栄養ドリンクの成分としても知られるこのタウリンは、うま味成分のひとつで、
鯛に豊富に含まれ体内機能のバランスをとる働きでも知られています。

秋の「紅葉鯛」は、この時期ならでは脂のノリと、身体をいたわる
濃厚なうま味成分がたっぷり詰まったおいしさのイイトコどり!
まさに食欲の秋にぴったりの高級魚です。

当館では姿の美しさが魅力といわれる「桜鯛」に対し、
1年で最もおいしくなるこれからの季節の「紅葉鯛」を
恒例の「真鯛づくしの会席料理」として期間限定でみなさまにご提供いたします!

ぜひそのおいしさを、ご自身の舌でお確かめください!

 

▽詳細はこちら
https://reserve.489ban.net/client/tachibanaya/0/detail/620741

夏の温海川の風物詩、太公望とカジカガエル

当館目の前にある足湯「もっけ湯」から眺める夏の温海川

 

暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

温海川には今年もせせらぎの中にチラホラと
アユ釣りを楽しむ太公望たちの姿が見られるようになりました。

例年、アユ釣りの解禁は7/1から10/31まで。
大雨による川の水のにごりや水量次第では釣りができないため、
釣り人たちがのんびりと釣り糸を垂らす姿は
すこやかな川を象徴するあつみの夏の風物詩です。

そしてもうひとつ。
そんな景色に涼を添えるのが、カジカガエルの鳴き声。

カジカガエルは山地にある渓流、湖、またその周辺の森林、
また水質のキレイな川などに生息している体長5cm程のカエルです。

 

初夏から秋にかけ、ヒョロヒョロヒョロという
軽やかな鳴き声を奏でることでも古くから愛され、
和歌の世界では夏の季語にもなっています。

実はこのカジカガエル、レッドリストに載っている希少種で、
地域によっては絶滅危惧種・準絶滅危惧種に指定されています。

当館の目の前を流れる温海川はこの希少なカジカガエルの生息地です。
温泉街にある「かじか通り」の名前も、ここから名づけられています。

ちなみに、透き通ったきれいな声で鳴くのはすべてオス。
江戸時代には“河鹿籠”と呼ばれる専用のカゴで
夏の間、鈴虫のように飼育されていたそうです。

暑さが増すほどに、涼し気な鳴き声が一層際立つカジカガエル。

当館の目の前にある足湯“もっけ湯”や
川沿いのベンチでのんびりと太公望達の姿を眺めながら、
美声の持ち主とせせらぎが奏でる夏のハーモニーにそっと耳を澄ます、
そんなひとときもまた、風流かもしれません。

七夕、カルガモが帰ってきました。

今年もロビーに七夕飾り、
願いを込めた短冊を飾っていただきます。
後日抽選で素敵なプレゼント・・・


 

庭の風情もすっかり夏らしくなりました。

 

春先から2羽のカルガモが戻ってきておりましたが、
先週からもう1羽増えて、
よく見ると4、5年前に巣立って行った8羽の兄弟の内、
右足の不自由な1羽でした。  
その後さらに3羽増えて現在6羽、鯉と一緒になって餌を拾ってます。

手ぶらで気軽に海釣り体験!「由良海洋つり堀」

画像参照:つるおか観光ナビ(https://www.tsuruokakanko.com/spot/263)

庄内海岸一帯は太公望の楽園。

当館から鶴岡市方面に車でおよそ20分の場所にある由良(ゆら)は、
<東北の江ノ島>とも呼ばれている美しい漁港で、
夏のシーズンには家族連れはもちろん、
本格的な船釣りを楽しむ人で賑わいます。

この由良にある白山島には、手軽に海釣り気分が体験できる
「海洋釣り堀」が設置されています。

釣り堀には由良の定置網やさし網で獲れた旬の魚を放流しているため、
その時々で違う魚に出会えるのも楽しみのひとつ。
利用料金には竿や餌代が含まれているため手ぶらでも楽しめ、
釣りをした事の無い方やお子様でも大丈夫!

放流してある魚はアイナメやアジ、ウマズラハギ、カヤカリダイなど
数十種類と豊富です。
中には、鯛やイナダなどの高級魚や大物を釣り上げるひとも。

海洋とつながる環境の中、地場の魚を間近で見られる
天然の水族館は、鑑賞だけでも日本海の旬を興味深く学べます。

画像参照:つるおか観光ナビ(https://www.tsuruokakanko.com/spot/263)
画像参照:やまがた庄内観光サイト(https://mokkedano.net/spot/30325#)

 

もちろん釣った魚はお持ち帰り可能!
未経験者でも、名人のおじさんが丁寧にコツを教えてくれます。
今シーズンの「海洋釣り堀」は10月16日(日)までの
土日祝日を中心に営業予定です。

周囲436mとコンパクトな白山島内には遊歩道も整備され、
釣り体験と一緒に島一周の散策も楽しめます。
きれいな砂浜がつづく由良海岸は、海水浴場百選にも選定。
白山島と夕陽のコントラストはインスタ映え必至のロマンチックな美しさです。

釣り堀近くには旬の鮮魚や加工品の直売を行っている
「由良フィッシングセンター」もあり、海のお土産探しにもおすすめです!

 

■「由良海洋つり堀」
期間/10月16日(日)までの土日祝日が中心
営業時間/9:00~17:00
入場料/高校生以上1,200円、中学生以下600円、入場のみ1,000円
TEL/0235-73-2666

※魚の成育状況等により予告なく休業する場合もあります。
※原則として土、日、祝日の営業となります。
※海水浴開設期間(7/16~8/16)は毎日営業。
 営業時間等の詳細は直接お問い合わせください。

 

▽由良海洋つり堀
http://www.yura-yamagata.jp/page-tourism/

【1日5組様限定】「季節の特別料理!-鮮度抜群の日本海の幸!お造りグレードUP会席<夏季限定>-」のご案内

いつも当館をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

この度は、自社公式サイト限定でお届けしております、たちばなやの季節の特別料理、夏季限定の特別料理「日本海の幸!お造りグレードUP会席」をご用意いたしましたのでご案内いたします。

【自社公式サイト 夏季期間  限定】2022年7月1日~8月31日迄

山形で唯一海に面している庄内エリア。
出羽三山などがもたらす栄養豊富な水と、日本一のブナ林から運ばれる肥沃な土、暖流と寒流がぶつかりあう多様な海域は、種類、品質ともに海の幸の宝庫として知られています。
こちらのプランは夏の庄内の海の旬味を豪華なお造りでご賞味いただける<夏季限定>の特別プランです。
ご用意に限りがあるため、【1日5組様限定】とさせていただきますので、お早めにご利用ください。
大いなる日本海が育む鮮度抜群の魚介を産地で味わう夏の贅を、どうぞたっぷりとご賞味くださいませ。

(お献立例)
食前酒/前菜/おしのぎ/強肴/揚げ物/焼き物/蓋物/お食事/留椀/香の物/デザート

※こちらのプランは【1日5組様限定】プランとなります。
※仕入れ状況により予約の手仕舞いは5日前とさせていただきます。
※仕入れ状況によりお造りの内容は異なりますので、あらかじめご了承ください。

 

▼「季節の特別料理!鮮度抜群の日本海の幸!お造りグレードUP会席」ご予約はこちら
https://reserve.489ban.net/client/tachibanaya/0/plan/id/134718/stay

 

もちろん、出羽三山の伏流水と良質な米に恵まれた山形は日本屈指の酒処。
たちばなやではオプションとして、『おすすめ地酒飲み比べセット』(各1合)をご用意いたしました。

日本酒は世界でも珍しく、お好みや季節、酒質により、あらゆる温度で愉しめるお酒としても知られています。
キリリと冷えた状態の飲みはじめと、温度の変化とともに立ちのぼる香りや旨味の変化も、酒党ならではの醍醐味!

セットでは本プランのお料理に合う以下、大吟醸と純米大吟醸の地元2銘柄をセレクト。
地の味と地の酒で味わう極上の美味饗宴を、ぜひ併せてお愉しみください。

 

『おすすめ地酒飲み比べセット』(各1合) 3,300円

●大吟醸 たちばなや(出羽ノ雪 渡會本店)
鶴岡の大山地区で380年余り17代に渡り続く老舗酒蔵「出羽ノ雪」による、たちばなやオリジナルの大吟醸。
華やかでフルーティーな香りで和食との相性も抜群です。

●摩耶山 純米大吟醸(初孫 東北銘醸)
温海地域限定酒。上品な香りと重厚な旨味の純米大吟醸です。
しぼりたての新鮮な風味と切れ味の良さを持ちながら、しっかりとした旨味も感じられます。

 

▼「季節の特別料理!鮮度抜群の日本海の幸!お造りグレードUP会席」ご予約はこちら
https://reserve.489ban.net/client/tachibanaya/0/plan/id/134718/stay

もっけ湯(足湯)

当館の前にある「もっけ湯」(足湯)、
名前の由来は当地の方言「もっけだの~」
意味は「大変ありがたい」とか、
「〜していただいて恐縮です」という最上級の感謝の言葉です。

川の中には鮎釣りを楽しむ人たち、
涼しげな河鹿ガエルの鳴き声が聞こえてきます。

今日はバラの花が浮かべられて・・・
四つある浴槽の内二つには水が、
これからの季節は温泉よりこちらの方が・・・

もっけ湯を飾るプランターの花